April 02, 2015
バラエティ穴埋め地獄
仕事帰りに寄る整骨院。1時間近く待つ間、自分は本を読んでいるのですがTVで映されているバラエティ番組を見ている人もいます。自分もちらちら目をやることもありますが、そこで繰り広げられるのは海外やネットから拾ってきた映像を加工して流していたりするなど、とにかくつまらないものが多いのです。
自分もマツコさんが出演している「知らない世界」「アウト×デラックス」は見ています。MXの「5時に夢中」も月、木曜日を中心に録画して見ています。5時夢を見ながら食べる夕食は楽しい。仕事のストレスから解放されるひとときです。
しかし、整骨院で見る19時スタートのバラエティはおそろしくつまらなく、どこかで見た内容の刷りなおしばかり。そして、あのワイプ。自分がTV報道に携わっていた頃からでしょうか、ワイプを入れる週間が徐々に広まり、いまではたいていの情報、バラエティ番組ではワイプを入れています。もう、うざくてしょうがない。目を引こうとしているのでしょうが、逆にワイプが入っている番組はチャンネルを変えてしまいます。
TVのバラエティの役割は枠を埋めることにつきるでしょう。ある程度の視聴率を稼ぎ、かつその時間枠を埋める。創意も工夫もあったものではなく、ただただ埋める。まさにバラエティ地獄です。いまのバラエティからマツコさんを抜いたら、いったい何が残るのか。虚しいですね。
ちなみにNHKを見ない人って、海外ニュースも、紀行・報道ドキュメンタリーも、クラシックも、演劇も、ライブも、上質なドラマも必要のない人たちってことなんですね。すごいことです。